| ── 郵政民営化後半年間の総括 |
| この半年間の実情は現場の声を聞いても惨たんたるものだった。やはりこれは4分社化という制度に問題があり、ここを改善・見直しをしないとこのような状態は改まらないと思う。 |
| ── 全特としての政治活動について |
| 民営化後、政治的自由を得たことを積極的に捉え、新しい政治団体「郵政政策研究会」を立ち上げた。政治的・社会的に主張し、行動する。主張は郵政民営化の見直しであり、これは法律の修正をしないとできない。そのためには政治的な関わり合いをもつことが必要であり、具体的な行動としては、当面、2年後の参議院選挙で全特が推す統一候補が勝利するための活動をして、長谷川憲正参議院議員の再選を期す。 |
| ── 今回の総会の来賓はどういう方々か |
| 監督官庁の総務大臣にご案内状を出しているが、副大臣がお見えになるそうだ。政党では、国民新党の綿貫代表、亀井久興幹事長、自民党は郵政事業研究会という議員連盟が、郵政民営化後の状況を検証しながら必要な見直しをしようというかなり方向性をはっきり打ち出した研究会が立ち上がっていて、その代表を務めている代表の山口俊一先生。民主党は、郵政民営化検証委員会の代表である原口一博先生。会社関係は、西川社長はじめ各4会社の会長、労働組合関係では、JP労組の山口委員長、地元では愛媛県知事、松山市長が出席の予定である。 |
| ── 昨年は、政党の代表者呼ばなかったが、今回政党の代表を呼ぶのは何か意図があるのか |
| 会則を改正して政治的な主張なり、行動を起こそうということを基本方針に決めたのでそれに基づいて政治的に訴えたり、ご協力を頂くこともあるので今回お呼びした。 |
| ── 局舎問題について |
| 現在、会社側、我々、そして部外の有識者も加わった検討委員会を立ち上げ何度か打ち合わせの場を持ったし、その下の作業部会で細部を検討しているところである。会社側としては株式の上場ということもあり、審査基準に合った店舗政策を進めたいというのは当然のことだが、上場にはまだ時間がある。それよりも私どもが困っているのは、早急に手をつけていただきたい老朽化や極端に狭隘な局舎が全国にかなりある。こういう局舎は1日も早くやってもらいたい。問題の解決にはもうすこし時間がかかるかなぁというのが現状だ。 |
| ── 早期退職者が多い原因はなぜか |
| 昨年、2,400人も辞めたというのは異常値なので、辞任した局長に何が原因で早期退職を決意したのかの匿名によるアンケートを実施した。その中で6割以上が民営化にからんだ不安だった。それに煩雑な業務もからんで、とてもついていけない、健康上自信がないという民営化に端を発した回答が圧倒的に多かった。 |
| ── 民営化の見直しについて |
| 3年後の見直しということでは来年3月なので、既に1年を切った。私どもは全部元に戻せというのではなく、より現実的な要求をしようと考えている。まず、利用者にとって分かりにくい郵便局会社と郵便事業会社を一緒の会社にするということ。次に、ゆうちょ銀行とかんぽ生命会社の金融2社にもユニバーサル・サービスを義務づけて欲しい。移行期間10年過ぎても引き続き郵便局会社と業務委託するように法律の改正を求めていきたい。 |