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郵便局長のことば

新年に当たって 全国特定郵便局長会 会長 中川 茂

 あけましておめでとうございます。
 皆さまには、お健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 郵政事業は昨年10月1日、長い歴史を乗り越えて民営・分社化し、民間会社として新たな船出をいたしました。
 ここに至った経緯には、いろいろな思いがありますが、決まった以上は、一定の割り切りが必要であり、不易流行の理念の下、郵便局長が一丸となって思い切った意識改革に努め、自ら新しい時代を切り拓く気概で立派な会社作りのため、力を尽くそうと考えております。
 民間企業として、良いものは残し、一方で時流に合わせて新しい要素を採り入れ、改革を忘れず、しっかりした郵便局長像を描いていきたいと決意しております。
 これからの私たちにとって最も大事なことは、「地域密着型の郵便局」を更に発展させていくことです。これまで長い時間をかけて地域の皆さまからいただいてきた、信用、信頼が礎となって、そこから得られる営業力が活かされることによって郵便局の明日が拓けます。私たちは、地域からの評価をいただけなければ、生き抜くことはできません。私たちにとって地域貢献と営業活動の両輪活動が生命線になっております。今後とも発展していくためには、時代にいかにしなやかに対応していけるかどうかが重要な課題となりますが、私たちが地域を大事にしてきた「あなたの町の郵便局」の心は少しも変わるものではありません。
 時代の大きな転換点にあって全特組織として、民間になったことに伴い「地域密着型郵便局」として一層活発な活動を推進していくとの視点から、会則の改正案を検討しております。今後の私たちの行くべき指針案は来る5月に松山で開催します全特総会に提案する予定にしています。
 郵便局会社のもと、郵便局は特定局と普通局の区別はなくなりました。みんなで暖かい気持ちで仲間となって、更なるパワーアップによって、お客さまのお役に立てる郵便局の発展に尽くしていくことを目指しております。明日に向かい新しい大きな芽を育てて参ります。
 「民営化」とは、これまで私たちが役割を果たしてきた郵便局サービスや機能を解体することではなく、お客さまのための「民営化」でなければなりませんし、時代の求めるものに敏感に進化していくものでなければなりません。
 お客さまと日々接し、お客さまを最もよく知っている私たちの頑張りなくして、新会社の明日はないものと覚悟して未見の世界へ挑戦して行こうと考えております。
 新しい時代の年明けに当たり、気持ちも新たに、お客さまのため、地域のため、郵便局が頑張っている姿を、ますます評価いただけるようベストを尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。